リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】
リバプールで活躍するエジプト代表FWモハメド・サラーは、プレミアリーグでの「デビューシーズン」に記録した得点数とアシスト数の合計が、10試合を残した現時点ですでに歴代6位タイとなっている。英紙『ザ・サン』が伝えた。
今季ローマからリバプールに加入したサラーは、ここまでプレミアリーグで27試合に出場して23ゴール8アシストを記録。以前にチェルシーに在籍していた際にはあまり出場機会を得られていなかったこともあり、その活躍ぶりには驚きと称賛の声が集まっている。
ゴールとアシスト合計31点というのは、プレミアリーグのクラブに加入して1年目(同リーグの他クラブからの移籍も含む)の選手が残した数字としては歴代6位タイ。マンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロ(2011/12シーズン)と、ニューカッスルでプレーしたFWレス・ファーディナンド(1995/96)に並ぶ数字だ。
これを上回る数字を残した選手は、ニューカッスルのアラン・シアラー(1996/97)とチェルシーのジミー・フロイド・ハッセルバイク(2000/01)が32点。サンダーランドのケビン・フィリップス(1999/00)は34点、マンチェスター・ユナイテッドのロビン・ファン・ペルシ(2012/13)は35点に直接関与した。
歴代1位は1993/94シーズンにニューカッスルに加入したFWアンディ・コール。34ゴール(得点王)13アシストで合計47点と、2位のファン・ペルシを大きく引き離している。ただし、当時は22チームのリーグ戦で年間42試合が行われており、そのうち40試合に出場して残した数字だ。
今季がまだ10試合残されていることを考えれば、サラーがさらにゴールやアシストを記録する可能性は高い。16点差のコールには届かないかもしれないが、4点差のファン・ペルシを上回って歴代2位、20チーム制では歴代1位となることは十分に狙えそうだ。
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