アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルは今季終了後にアーセン・ヴェンゲル監督を解任する可能性があり、代役となる新監督候補のリストアップを進めているという。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
1996年以来21年間以上にわたってアーセナルを率いてきたヴェンゲル監督だが、昨季はプレミアリーグで5位に終わり、19年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃す結果となった。今季も現時点で6位に位置し、CL復帰への道は険しい。タイトル獲得のチャンスだったカラバオ・カップ(リーグ杯)決勝でもマンチェスター・シティに敗れてしまった。
移籍金のクラブレコードを2度にわたって更新する積極補強を行いながらも、来季もCL出場を逃すことになれば、クラブは監督交代を決断することになるかもしれない。新監督候補の選定もすでに着手されているとみられている。
『デイリー・メール』はヴェンゲル監督の後任候補として4人の名前を挙げている。現モナコのレオナルド・ジャルディム監督、現ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督、現セルティックのブレンダン・ロジャース監督、アーセナルOBでありマンチェスター・シティでコーチを務めるミケル・アルテタ氏の4人だ。
『ミラー』紙では同じ4人に加えて、シャフタール・ドネツクのパウロ・フォンセカ監督の名前も挙げている。現代のサッカー界では異例となった長期政権はいよいよ終焉を迎えるのだろうか。
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