ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンは、イタリア代表のルイジ・ディ・ビアージョ暫定監督からの招集に応じ、3月に行われる国際親善試合に出場することに意欲を見せている。イタリア『メディアセット』で語った。

　現在40歳のブッフォンは昨年11月、イタリア代表がロシア・ワールドカップ欧州予選でまさかの敗戦を喫したあと、代表引退を表明した。だが、その後暫定的にチームを率いることになったディ・ビアージョ監督は、来月行われる親善試合にブッフォンを招集する意志を見せている。

「彼にとって代表での最後の試合が、敗れたスウェーデン戦であってはならない」と話すディ・ビアージョ監督。ブッフォンとも直接話をしたという指揮官は、「2、3試合プレーしたあとに将来を決めてみてばどうかという提案をした」と明かしている。

　ブッフォンは、その提案に応じることを考えているようだ。3月のインターナショナルウィークには「数日間バカンスに行こうかと思っていた」としながらも、「代表が自分を必要としているのであれば応えるべきだと思う。それが僕にとっての、イタリア代表への忠誠心と責任のあり方だ」と代表でのプレー続行に意欲を見せた。

　イタリア代表は3月23日にアルゼンチン代表、同27日にイングランド代表との親善試合を予定している。その後も代表でのプレーを続けるかどうかに関しては、「6月以降はまた別途考える」とブッフォンは態度を保留している。

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