チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーはベルギー代表MFエデン・アザールとの間で、給与額を大幅に引き上げての新契約サインに向けた交渉を行っているようだ。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
チェルシーの10番として活躍を続けるアザールに対しては、レアル・マドリーが獲得を望んでいるという話が繰り返し報じられ続けている。今年の夏にもアザールは、移籍市場でマドリーの最大のターゲットのひとりになるのではないかとみられている。
だがチェルシーはアザールを手放すことを望まず、2020年までとなっている同選手との契約の更新を優先事項として取り組んでいるという。すでに交渉は開始されており、チェルシーには週給30万ポンド(約4490万円)を支払う意志があるとのことだ。
現在のアザールの報酬額は週給20万ポンド(約3000万円)だとされ、1.5倍へと大幅に引き上げられる条件となる。今年1月にアーセナルからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したFWアレクシス・サンチェスの週給35万ポンド(約5240万円)に次いでプレミアリーグ2位の報酬額となるものだ。
チェルシーが来季チャンピオンズリーグ出場権を獲得できるかどうか、マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が続投するかどうかも、アザールの来季の去就に影響するのではないかとみられている。そういった条件を見極めた上で、契約を延長するかどうかの決断が下されるかもしれない。
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