バルセロナのルイス・スアレス【写真:Getty Images】
バルセロナのDFジョルディ・アルバは、意図的にイエローカードを受けることで大一番での出場停止を回避することに成功したのではないかとみられている。一方、FWルイス・スアレスも同じことを試みて失敗したのかもしれない。
バルサは現地時間24日に行われたリーガエスパニョーラ第25節の試合でジローナと対戦。スアレスのハットトリックやリオネル・メッシの2得点などで6-1の大勝を飾り、連続無敗記録を32試合に伸ばすとともにリーガ首位を堅持している。
不動の左サイドバックであるアルバは、この試合の87分にファウルでイエローカードを受けた。今季5枚目のイエローであり、累積警告で次節は出場停止となる。
だが次節の相手は降格圏に低迷しているラス・パルマスであり、バルサにとってはさほど難しい試合ではないことが予想される。この試合で累積警告を消化することで、アルバはその次に控える2位アトレティコ・マドリーとの大一番には確実に出場することができる。スペインメディアでは、意図的にカードを「精算」したのではないかとの見方もある。
一方、同じく累積警告に“リーチ”がかかっているスアレスは、ジローナ戦でたびたびファウルや時間稼ぎをしながらもイエローカードを受けることに失敗したのではないかとみられている。スアレスはラス・パルマス戦で警告を受けた場合、次のアトレティコ戦に出場停止となる。
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