エステルスンドFKのサマン・ゴドス【写真:Getty Images】
レスター・シティに所属するFW岡崎慎司に、来季に向けて新たなライバルが現れることになるかもしれない。レスターなど複数のプレミアリーグクラブが、イラン代表FWサマン・ゴドスに関心を示していると米メディア『ESPN』が伝えた。
ゴドスの所属するスウェーデン1部のエステルスンドFKは、今季のヨーロッパリーグ(EL)に出場。トルコのガラタサライなどを倒して予選を突破し、ヘルタ・ベルリンなどを破って決勝トーナメント進出を果たした。ベスト32ではアーセナルに敗れたが、2ndレグではアウェイで2-1の勝利を収め、強豪相手に大金星を挙げた。
予選も含め今大会5得点を記録してきたゴドスは、アーセナル戦でも印象的な活躍を見せたとして高く評価されている。同選手にはプレミアリーグの複数クラブが関心を示しており、レスターのほかウェスト・ハム、サウサンプトン、ウェスト・ブロムウィッチ、ブライトンがスカウトを派遣していたという。
ゴドスのプレーには、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督も賛辞を送っている。2ndレグの試合前の会見で、「技術的にも戦術的にも、彼には非常に強い印象を受けた」とコメントしていた。
ゴドスは1993年生まれの24歳。イランにルーツを持つがスウェーデンで生まれ、親善試合でスウェーデン代表にもデビューしたが、その後イランのパスポートを取得してイラン代表への変更を決めた。昨年10月にイラン代表にデビューし、4試合に出場して1ゴールを記録している。
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