G大阪戦で大活躍を果たしたMFガブリエル・シャビエル(左)とFWジョー(右)【写真:Getty Images】
24日、明治安田生命J1リーグ第1節の試合が行われ、アウェイの名古屋グランパスがガンバ大阪に2-3で勝利した。
ガンバ大阪が先制点を決めて動いたこの試合。名古屋は、得点を浴びた後に本来の攻撃的なサッカーが活性化した。その中で、昨季から中盤で違いを見せているMFガブリエル・シャビエルや今冬に移籍金1100万ユーロ(約15億円)で移籍した元ブラジル代表FWジョー、期限付きで加入中のDFウィリアン・ホーシャらブラジル人の3選手が大活躍を収め、チームを勝利に導いている。
まずは26分、裏に抜けたジョーのパスを受けたシャビエルが中で合わせて同点弾を決めると、51分にはシャビエルのフリーキックにホーシャが合わせ逆転弾を決めた。その後G大阪に追いつかれてしまうものの、新エースのジョーがカウンターの流れからキーパーとの1対1を冷静に決め、決勝点をマークしている。
この日、ジョーとシャビエルが1ゴール1アシスト、ホーシャが1ゴールとブラジル人が全得点にブラジル人が関与している。また、得点面だけでなく、シャビエルやジョーは名古屋の流れるようなパスワークにも参加し相手の守備を翻弄することにも貢献した。
全得点に関与することで、開幕戦でチームに大きな勝ち点3をもたらしたブラジルトリオ。この強力な助っ人外国人たちは、これからも決定的な仕事をすることを求められるだろう。
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