V・ファーレン長崎の田上大地【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ開幕節の試合が24日に行われている。今季初めてJ1に昇格したV・ファーレン長崎に記念すべきJ1初ゴールが生まれた。
長崎は昨季のJ2を2位で終え、クラブ創設から13年で初のJ1昇格を果たした。日本のトップリーグでの初陣は、アウェイでの湘南ベルマーレ戦となった。
前半8分には湘南の新戦力である韓国代表FWイ・ジョンヒョプが先制ゴール。だが16分には長崎がJ1初ゴールを挙げて同点に追いつく。フリーキックからのボールに合わせたDF高杉亮太のヘディングはGKに阻まれたが、浮いたボールをDF田上大地がダイビングヘッドで押し込んだ。
クラブの歴史に残るゴールを記録した田上は流通経済大学から加入して3年目の24歳。2年目の昨季は開幕からレギュラーの座を手にしながらも負傷で長期離脱を強いられたが、夏に復帰を果たして再び定位置を確保し、チームのJ1昇格に貢献した。10月のロアッソ熊本戦ではJリーグでの初ゴールを記録していた。
試合は前半を終えた時点で1-1の同点。長崎は初戦でJ1初勝利を挙げられるだろうか。
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