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「恥知らず」。敬意欠いたアフリカの時間稼ぎに欧州メディア衝撃

text by 編集部 photo by Getty Images

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勝利目前で相手をおちょくるカイザー・チーフス【写真:ABCのスクリーンショット】

 南アフリカのサッカーの試合で起きた「時間稼ぎ」のプレーが、ヨーロッパで驚きを持って伝えられている。イギリス、イタリア、スペインなど、各国メディアが話題にした。

 今回注目されているのは、南アフリカ1部にあたるプレミアサッカーリーグのカイザー・チーフスのリザーブチームが見せたプレーだ。

 プラチナム・スターズと対戦したカイザー・チーフスは、4-2でリードして試合の終盤を迎えた。

 すると、カイザー・チーフスはボールを回して時間稼ぎを開始。これはサッカーの試合でよくある選択だが、そのやり方が議論を呼んでいる。一部の選手が不要なアクションを見せ、相手をおちょくるようなパフォーマンスを始めた。

 英『フォーフォートゥ』は「恥知らず」と表現。スペイン『ABC』は「厚顔無恥で敬意がない」と酷評し、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』も映像を掲載し、同様に非難している。

 一方で、スタジアムの観客にはおおむね好評だった模様。カイザー・チーフスのベンチは、その様子を大爆笑で見守っていたことも記事は伝えた。

 文化の違いか、敬意の欠如か。いずれにしても、ヨーロッパとアフリカでは勝者のあるべき姿に異なる見解がありそうだ。

【了】

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