FCソウルからセレッソ大阪に加入するオスマル【写真:Getty Images】
J1のセレッソ大阪は21日、韓国のFCソウルに所属していたスペイン人MFオスマル・イバニェス・バルバを完全移籍で獲得することが決定したとして発表を行った。
オスマルは1988年生まれの29歳。身長192cm、体重89kgの恵まれた体格を誇り、FCソウルでは主にセンターバックあるいは守備的MFとしてプレーしていた。
母国スペインのラシン・サンタンデールとタイの強豪ブリーラム・ユナイテッドを経て、2014年にFCソウルに加入。主力として活躍し、2016年にはリーグ優勝に貢献してベストイレブンにも選出された。外国人では初となる同クラブのキャプテンも務めていた。
韓国での報道によれば、昨年夏に「Jリーグのビッグクラブ」からのオファーを受けた際には結局残留したが、新たな舞台への挑戦を希望していたとのことだ。1年間の期限付き移籍で日本のクラブに加入すると報じられていたが、C大阪は完全移籍での獲得を発表している。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)での経験も豊富であり、日本のクラブともたびたび対戦していた。今季ACLで戦っているC大阪にとっては心強い新戦力となりそうだ。グループステージ2試合を終えて1勝1分けのC大阪は、来月6日と14日にはオスマルの古巣であるブリーラムと対戦する。
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