現地時間20日にチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦1stレグの試合が行われ、チェルシーとバルセロナが対戦した。バルサのFWリオネル・メッシとMFアンドレス・イニエスタは、この試合でひとつの記録を達成している。

　チェルシーのホームに乗り込んだバルサは53分に先制点を奪われたが、75分に相手のパスミスをイニエスタが奪ってエリア内に侵入し、クロスに合わせたメッシが同点ゴール。貴重なアウェイゴールを奪ってのドローで1stレグを折り返した。

　スペインのデータの専門家として知られる「ミスター・チップ」ことアレクシス・マルティン＝タマヨ氏によれば、メッシとイニエスタはこの試合に出場したことで、CLの試合に2人同時に出場した回数が97回目となった。これは大会史上最多の記録とのことだ。

　メッシとイニエスタ以前には、元バルサのMFシャビ・エルナンデスとDFカルレス・プジョールが96試合に揃って出場したのがこれまでの記録だった。レアル・マドリーのFWラウール・ゴンサレスとDFロベルト・カルロスが94試合で続いている。

　同時に出場するだけでなく、この日のゴールも2人のプレーにより生み出されたものだった。初めて一緒にCLの試合に出場した2004年12月から13年以上が経過しても、2人の影響力は全く衰えてはいないようだ。

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