ナポリのマウリツィオ・サッリ監督はヘビースモーカーとして知られている【写真:Getty Images】
現地時間22日に行われるヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント1回戦2ndレグで、ナポリをホームに迎えるRBライプツィヒが、アウェイチームの指揮官のために特別な「部屋」を準備しているようだ。独紙『ビルト』が伝えている。
ナポリを率いるマウリツィオ・サッリ監督はヘビースモーカーとして知られている。そんな相手指揮官のため、ライプツィヒは急きょアウェイチーム用のロッカールームを改修したという。新たに石膏で出来た幅3m、高さ3.5mを設けて「喫煙室」を確保した。
本来スタジアムの内部は禁煙。そのためサッリ監督用の喫煙室周辺はすべての煙感知器のスイッチが切られているとのこと。これで試合前後やハーフタイムに、好きなだけタバコを吸うことができる。
どうやら「喫煙室」になった場所は、本来フィジオセラピストやトレーナーが使用するスペースで、マッサージ用のベッドなども設置されている。
ライプツィヒは現地時間15日にアウェイで行われた1stレグに3-1で勝利しており、ELベスト16に向けて優位に立っている。その結果からくる余裕なのか、22日の2ndレグでは試合の行方だけでなく、特別な“おもてなし”を受けたサッリ監督が自らのために設けられたスペースをどのように使うかも注目されそうだ。
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