リオ五輪にも出場した遠藤の“後継者”
浦和レッズからガンバ大阪へ移籍した矢島慎也【写真:Getty Images for DAZN】
矢島慎也(やじま・しんや)
1994年1月18日生まれ(24歳)
浦和レッズ→ガンバ大阪
生え抜きの選手をライバルに放出するのは珍しい。でも浦和の競争は厳しかった。昨年はACLも優勝していたし、移籍は残念だけど仕方なかったかもしれない。矢島の特徴は何と言ってもパス。チャンスメイクではすごく期待している。よく言われるけど、間違いなく彼は遠藤(保仁)の後継者でしょう。ロングフィードやセットプレーもうまい。
今年は少し早いと思うけど、ガンバで活躍すれば将来日本代表に選ばれる可能性は十分にある。まずJリーグの顔になるためには、出場のチャンスがきたときに大きな貢献をしてインパクトを残すこと。ゴールやアシストだけでなく、ゲームコントロールの面でも。矢島にはそれができると思うから、やらなければいけない。
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