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マンUら関心の蘭代表DF「移籍金ゼロ」で獲得可能に! ラツィオと契約延長せず

text by 編集部 photo by Getty Images

ステファン・デ・フライ
ラツィオに所属するステファン・デ・フライ【写真:Getty Images】

 ラツィオのイグリ・ターレSD(スポーツ・ディレクター)がチームに所属する26歳のオランダ代表DFステファン・デ・フライについて言及し、同選手と契約を延長しない見通しであることを明らかにした。19日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

 ステファン・デ・フライの契約は今年6月までとなっているため、クラブは契約更新に向けて動いていた。同メディアによると、数ヶ月に渡って交渉を続けてきたものの進展はなく、ここにきてクラブ側が契約延長を断念したとのこと。

 ターレSDは同選手について「彼は模範となるプロだった。今季終了までに何があろうと我々は彼に感謝したいと思う。彼はクラブに多大な貢献をし、多くのものをクラブにもたらしてきた。残念ながら、6月に我々と彼は別の道を行くことになる」と語り、交渉が決裂したことを明らかにした。

 マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、リバプールなどのプレミアリーグ勢がステファン・デ・フライの獲得を狙っている。ルール上、契約満了6ヶ月前から選手は移籍先クラブとの仮契約合意が可能となっているが、現時点で本格的に獲得に乗り出したクラブはない。

 現在リーグ4位につけるラツィオの躍進を支えている主力選手で、今季公式戦28試合に出場し4得点を記録している身長190cmのセンターバックだ。移籍金ゼロで獲得できるだけに、夏の移籍市場では争奪戦になりそうだ。

【了】

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