ボルシア・ドルトムントのクリスティアン・プリシッチ【写真:Getty Images】
チェルシーはボルシア・ドルトムントにレンタル移籍で加入したベルギー代表のFWミチ・バチュアイを今季終了後に連れ戻す意向を持っているようだ。それにはある思惑があるようだ。英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
チェルシーのアントニオ・コンテ監督はバチュアイを戦力とは見なしておらず放出を希望しているようだ。一方でクラブ首脳陣は“ある選手”を獲得するためにバチュアイを今季終了後にチームに復帰させたいようだ。
その選手とはドルトムントに所属するアメリカ代表のFWクリスティアン・プリシッチである。チェルシーは19歳のプリシッチを補強の最上位にリストアップしているようで、今夏の移籍市場での獲得を狙っているようだ。その為に現在ドルトムントで活躍するバチュアイを交渉材料に使い取引を成立させたい模様だ。
先日、独紙『ビルト』がドルトムントはバチュアイを完全移籍で獲得するために6800万ユーロ(約86億4000万円)を支払う準備があると報じていた。両クラブの思惑が渦巻くなか、今夏の移籍市場で大きな動きが出てくるのだろうか。
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