バルセロナのGKテア・シュテーゲン【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するドイツ代表GKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンが、昨夏クラブを退団したブラジル代表FWネイマールと現在のチーム状況に言及した。『ESPN』が伝えた。
昨夏にネイマールを放出したバルセロナは、FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレスとのユニット“MSN”を解体しなければならず、シーズン開幕前は厳しい戦いを強いられることが予想されていた。
バルセロナの守護神は「ネイマールは一人の人間としてもプレーヤーとしてもチームには大事な存在だった」とブラジル人FWの重要性を強調したうえで、現在のチームの強さにも大きな自信を見せた。
「僕たちは最終的には全てを埋め合わせなければならなくなった。彼は素晴らしい能力を持っていたから簡単ではなかったけど、別の形でそれを行うことができたし、今は本当に、本当に強いチームになっている」
同選手が語るように、バルセロナは開幕前の予想に反して現在リーグでは2位と勝ち点差7をつけて首位。ブラジル代表MFパウリーニョやDFネルソン・セメドら新加入選手をうまくチームに順応させながら、24節を終えた時点で無敗と圧倒的な強さを見せている。
シュテーゲンも「僕らには新加入の選手がいて、彼らがチームをより強くしている。チームにいることを心地よく思って早く慣れてほしいね」と新加入選手が今季の好調の一つの要因であると考えている。
これからは、約4ヶ月の離脱でチームに適応できずにいるフランス代表FWウスマン・デンベレや今冬にクラブ史上最高額で加入したブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョの早期の適応が待たれる。それが実現した時、バルセロナはさらに強力なチームとなっているだろう。
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