レアル・マドリーのマルコ・アセンシオ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第24節の試合が現地時間18日に行われ、レアル・マドリーがベティスに5-3の勝利を収めた。2ゴールを記録するなどの活躍で勝利に貢献したMFマルコ・アセンシオが現地メディアの称賛を集めている。
先週行われたチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦では交代で出場し、勝利を決定づけるアシストで高い評価を得ていたアセンシオ。ベティス戦では先発に起用されると、11分にはチームの先制点を挙げ、2-2で迎えた59分にも勝ち越しのゴールを奪った。
スペイン『アス』紙、『マルカ』紙ではいずれも、この試合のアセンシオに4段階評価の最高点となる「星3」をつけた。前者はこの試合の単独最高点、後者でもベティスのファビアン・ルイスと並んでの最高点となっている。
アセンシオの活躍は、近年のマドリーに大きな成功をもたらしてきた3トップ“BBC”の時代の終焉を告げるものだとも評されている。この日はFWカリム・ベンゼマを外しての先発起用だった。
「ベンゼマも(ガレス・)ベイルも、アセンシオ以上に先発出場には値しない」「BBCの時代は終わった」と、今後もアセンシオを起用し続けることを支持する言葉が並べられている。ベティスのキケ・セティエン監督も、「ルーカス(・バスケス)とアセンシオよりもBBCが先発してほしかったかも」と試合後にコメントするほどだった。
ベティス戦での2点目のゴールは、マドリーのリーガ通算6千ゴール目というメモリアルゴールでもあった。リーガで苦戦が続いていたマドリーの終盤戦で、大いに注目すべき選手になるかもしれない。
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