クルトゥラル・レオネサの井手口陽介【写真:Getty Images】
スペイン2部リーグ第27節の試合が現地時間18日に行われ、クルトゥラル・レオネサはホームでラージョ・バジェカーノと対戦した。MF井手口陽介は移籍後初の先発出場となった。
冬の移籍市場でクルトゥラルに加入し、これまで4試合は交代出場のみだった井手口だが、待望の初スタメン。だが前半のうちに2点をリードされる厳しい展開となり、井手口にもあまり見せ場はなかった。
ルベン・デ・ラ・バレーラ監督はハーフタイムに2枚替えを行い、井手口も45分間のみのプレーでベンチに下がることになった。交代で入った選手が2点をお膳立てするなど反撃に転じたクルトゥラルだが、結局2-3での敗戦に終わっている。
地元紙『ラ・ヌエバ・クロニカ』は、デ・ラ・バレーラ監督が試合後に井手口について述べたコメントを伝えている。「適応するのに苦戦しており、自分の最高のレベルのパフォーマンスを発揮できていない」と指揮官は日本代表MFを評した。
「それでも、彼は攻守両面でチームに影響力を与えてくれて、思い切ったプレーをしていた。時間が経てばもっとやれるようになるだろう」と、この日のプレーに一定の評価は与えている。初先発の一戦は消化不良となったが、引き続き出場機会獲得に向けてアピールを続けていきたいところだ。
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