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史上2位240億円の取引が完了へ。PSG若手FWの移籍が発動。その条件とは…

text by 編集部 photo by Getty Images

キリアン・ムバッペ
キリアン・ムバッペの完全移籍が正式決定へ【写真:Getty Images】

 サッカー界で史上2番目に高額な取引が正式に決定することになった。フランスメディアなどが伝えている。

 19歳のムバッペは、昨年夏にモナコからパリ・サンジェルマンへ移籍した。この際、移籍金は1億8000万ユーロ(約240億円)になることが報じられたが、パリ・サンジェルマンは1年後の完全移籍を前提としたレンタルで獲得していたため、正式な決定とはなっていなかった。

 パリ・サンジェルマンは17日、リーグアン第26節のストラスブール戦で5-2の勝利を収めた。この結果、降格圏の18位リールまでの勝ち点差が40となり、13試合を残すリールがパリ・サンジェルマンを抜く可能性が完全に消滅している。

 ムバッペの完全移籍は義務的なものとされていたが、これが破談になる条件もあったという。その条件が、パリ・サンジェルマンの2部降格だったとのこと。その可能性がなくなったことで、パリ・サンジェルマンの買い取りが正式に決定。1億8000万ユーロの取引が実際に行われることになった。

 ムバッペは今季公式戦32試合に出場し、15得点14アシストの活躍を見せている。パリ・サンジェルマンとは2022年までの契約を交わす予定だ。

【了】

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