レバークーゼンのレオン・ベイリー【写真:Getty Images】
イングランド代表は、レバークーゼンに所属する20歳のFWレオン・ベイリーをロシア・ワールドカップに向けて「サプライズ招集」する可能性があるかもしれない。英紙『ミラー』が伝えている。
爆発的なスピードを武器とするベイリーは、今季ブンデスリーガで9ゴール7アシストを記録するなどの活躍で急激に評価を高めている。マンチェスター・ユナイテッドやリバプールなどが獲得に関心を示しているとも噂され、リバプールはブンデスリーガ史上最高額となる移籍金1億ポンド(約150億円)を支払う準備があるとの報道もあった。
ジャマイカで生まれたベイリーは、U-23ジャマイカ代表でプレーした経験があるが、フル代表は未招集。祖父母のうち2人が英国のパスポートを保持していることから、イングランド代表入りの資格もあるという。他に、ベルギーやマルタの代表チームを選択することも可能とのことだ。
イングランド代表はロシアに向けた“秘密兵器”として、そのベイリーを招集することも検討しているという。正式に誘いを受けたとすれば、ベイリーにとっては「断るのは難しい話」だという関係者の発言も伝えられている。
ベイリー自身は、どの国の代表チームを選択するのかについて、公には態度を明確にしていない。“人類最速の男”ウサイン・ボルト氏も認めるスピードスターは、イングランド代表選手としてロシアの地に乗り込む可能性もあるのだろうか。
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