アンデルレヒトの森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部リーグ第27節の試合が現地時間16日に行われ、アンデルレヒトはシント・トロイデンと対戦して0-1で敗れた。アンデルレヒトのMF森岡亮太はベンチスタートとなり、74分から交代で出場した。
冬の移籍市場でアンデルレヒトに加入して以来2試合連続で先発出場していた森岡だが、この試合では移籍後初の交代出場。ワースラント=ベフェレンでは移籍まで全試合に先発していたため、ベルギーリーグで初の先発落ちということになった。
ベルギーメディアでは、ハイン・ヴァンハーゼブルック監督のこの選択は「サプライズ」だったと受け止められている。『voetbalbelgie』など複数メディアは、試合後に森岡に言及した指揮官のコメントを伝えた。
「ワースラントでは彼に大きなスペースがあり、容易に攻撃に転じることができていた。今はもっと狙われており、相手に張り付かれている。森岡は今までと違うやり方でサッカーをするようにトライしなければならない」
現時点では森岡が新天地でのプレーに苦戦していることを強調しながらも、今後の改善に期待している様子だ。「今日は20分間でほとんどボールを受けられなかった。それが多くを物語っている。だが、少し時間を与えた方がいい。サッカーをできる選手だということはこれまで見せてきた」と監督は話している。
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