前田遼一がFC東京を勝利に導くゴールを奪った【写真:田中伸弥】
【FC東京 1-0 横浜F・マリノス プレシーズンマッチ】
17日、Jリーグ開幕前のプレシーズンマッチとしてFC東京と横浜F・マリノスが対戦した。
ホームのFC東京のスタメンはGKに林彰洋、DFに右から室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、太田宏介、中盤の中央に米本拓司と高萩洋次郎、右サイドに新加入の大森晃太郎、左サイドに東慶悟、2トップには前田遼一とディエゴ・オリヴェイラが入った。
対するアウェイの横浜F・マリノスはGKに飯倉大樹、DFは右から松原健、中澤佑二、ミロシュ・デゲネク、山中亮輔、アンカーに喜田拓也、インサイドハーフに中町公祐と天野純、右ウィングにイッペイ・シノヅカ、左ウィングにユン・イルロク、1トップが伊藤翔の4-3-3でスタートした。
試合は開始早々の5分に動く。高めに設定された横浜FMの最終ラインの裏をカバーしたGK飯倉が処理したボールが引っかかり、前田が無人のゴールに流し込んでFC東京に先制ゴールが生まれる。
アンジェ・ポステコグルー新監督の指導で昨季とは違ったスタイルの習得に取り組んでいる横浜FMは、ボールを支配してFC東京を押し込む。そして18分、左から仕掛けたユン・イルロクがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得した。
しかし、伊藤が蹴ったPKはGK林に止められてしまい同点ゴールを奪えない。前半はそのままスコア動かず、FC東京の1点リードで終えた。
後半も横浜FMがボールを支配する流れは変わらない。FC東京はベンチスタートだった富樫敬真や永井謙佑、丸山祐市、そして16歳の久保建英を投入して追加点を目指すが、ゴールはなかなか生まれなかった。
試合は1-0のまま終了。FC東京は24日に予定されている浦和レッズとの開幕戦に向けて弾みをつける勝利。横浜FMにとっては新たなスタイルで試行錯誤しながら、25日のセレッソ大阪戦に向けて収穫と課題の両方が出る一戦となった。
【得点者】
5分 1-0 前田遼一(FC東京)
【了】