アンドレア・ピルロがミラノのスタジアムに帰ってくる【写真:Getty Images】
昨年限りで現役引退を表明した元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏は、ヨーロッパのシーズン終了後に自らの引退試合を行うと明かした。伊『フットボール・イタリア』が伝えている。
会場はキャリアで最もまばゆい輝きを放った場所、ミラノのサン・シーロになるという。栄華を誇ったミランだけでなく、インテルでもプレーしたピルロ氏にとって、このスタジアムは“家”だ。
また、開催は5月「21」日に予定されている。ピルロ氏が現役時代に着けていたおなじみの背番号「21」にちなんだものだろうか。チャリティイベントにもなるとのことで、元イタリア代表のマエストロは「私たちが最も愛することを共有する特別な夜になる」と、その日を心待ちにしている。
スパイクを脱いでからは現場から離れているピルロ氏だが、時折解説者などを務めているとのこと。しかし、将来はやはりピッチに戻ってくるつもりのようだ。そこの引退試合が終われば、本格的に監督を目指す第二の人生がスタートするかもしれない。
「私は今までサッカーだけしかやってこなかったので、この世界に留まることになると思う。監督になるかはわからないが。しばらくはゆっくりしなければね。次に何をしたいか決めるための時間はたっぷりあるよ」
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