レアル・マドリーのトニ・クロースが負傷離脱【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは現地時間16日、ドイツ代表MFトニ・クロースが負傷離脱することを発表した。
症状は左ひざを捻ったことによる外側側副じん帯の損傷だという。ひざを負傷する場合は内側側副じん帯を痛めることが多い。外側側副じん帯単独の損傷はまれだが、これはひざの内側から外側に向かって強い力がかかることによって引き起こされる。
クロースは現地時間14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦1stレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)戦に先発フル出場していた。だが、週末の18日に予定されているアウェイでのリーガ・エスパニョーラ第24節ベティス戦に向けて、16日に再始動したチームの練習には参加しなかった。
なお、スペイン紙『マルカ』は、クロースはこの負傷によってPSGとの来月6日のCL決勝トーナメント1回戦2ndレグ出場が危うくなったと分析している。1stレグを3-1で制しているとはいえ、マドリーにとって機械のように正確なゲームメイクで中盤を支えるチームの柱を失ったことは痛手だろう。CL3連覇に向けてクロースには早期復帰が望まれる。
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