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ミラン、EL16強ほぼ決めるも“闘将”の向上心止まらず「アプローチを間違えた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェンナーロ・ガットゥーゾ
ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督【写真:Getty Images】

 ミランは現地時間15日、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでブルガリアのルドゴレツと対戦し、敵地で3-0と快勝した。ベスト16進出に大きく近づいたミランだが、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督を満たすことはできていない。同指揮官が試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で語った。

 アウェイでの3-0は、ミランにとって大きなリードだ。しかし、ガットゥーゾ監督はルドゴレツとの差がそこまで大きくないと感じており、「相手は我々を苦しめることができた。この結果は偽りだね。我々は素晴らしいプレーができたわけじゃない。もっとうまくやれたはずだ」と述べている。

 さらに会見では「軽い入り方をしてしまった。ヨーロッパの大会は違うものだ。特に立ち上がりは特殊になる。ピッチ、雰囲気、そして詳しく知らない相手。そういったものがメンタルに影響を与える。序盤の20分は非常に苦しんだ。次のサンプドリア戦ではこういったアプローチをしてはいけない」と課題を口にした。

 ミランはセリエA直近5試合で4勝1分けと好調。それでも、“闘将”はさらに上を目指している。

【了】

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