マンチェスター・シティ戦で復帰したMFリヤド・マフレズ【写真:Getty Images】
レスターを率いるクロード・ピュエル監督は、MFリヤド・マフレズの騒動がマンチェスター・シティによって引き起こされたものだと考えている。同指揮官のコメントを、英紙『デイリー・メール』が伝えた。
マフレズは移籍市場の最終日にシティ行きの話が出た。しかし、シティが6500万ポンド(約97億円)でオファーしたのに対し、レスターは8000万ポンド(約120億円)以上を要求。取引はまとまらなかった。
移籍市場のたびにステップアップを検討していたマフレズは、この移籍がまとまらなかったことに失望したようで、しばらく練習を欠席して姿を消していた。それでも9日に練習に復帰すると、翌10日のシティ戦に途中出場している。
ピュエル監督によると、「我々はほかのクラブから話を受けていた。そこに移籍市場が残り1、2日になって出てくるのは普通のことなのだろうか」と、シティの姿勢に疑問を呈した。
マフレズの練習欠席は問題にしていないようで、「私はこの状況に苦しむことができない。これはほかのクラブが我々に対してしたことなんだからね。大切なのは、クラブ、ファン、選手が団結を維持することだ」と語り、この騒動でレスターが平常心を失わないことが重要であることを強調した。
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