「ELを残念賞だとは思っていない」(トプラク)
モチベーションは失われていないようだ。2月15日からヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントが始まる。
ラウンド32の初戦をホームで迎えるボルシア・ドルトムント。相手はセリエA所属のアタランタBCだ。チャンピオンズリーグ(CL)のグループHを3位で終えたため、ドルトムントは欧州各国の中堅クラスがしのぎを削る群雄割拠の舞台に身を投じることになった。
選手によっては、CLに比べて軽視することもあるELの舞台。だが、ドルトムントの選手たちは、依然として志を高く保っているという。14日に行われた前日会見で、DFエメル・トプラクは次のように述べた。
「僕らはヨーロッパリーグを残念賞だとは思っていない。僕たちは望んでいるよ。最後にはリヨンでの決勝戦に立っていることをね」
また、2月13日付の『ビルト』電子版によれば、ハンス・ヨハヒム・ヴァツケ社長も、何が何でも「リヨンでの決勝戦」に向かうことを望んでいるのだという。既にCLだけでなく、DFBポカールも3回戦で敗退しているドルトムント。チケット収入やマーケティング面でのダメージを軽減するためにも、ELで勝ち進むことは必須とも言えるだろう。
会見でペーター・シュテーガー監督は「ベルガモはよく組織されたチームだ」と対戦相手を警戒。アタランタ戦を「簡単ではないミッション」と捉えている。
「中央のスペースはとても狭くなるだろう。ベルガモは典型的なイタリアのチームだ。攻守の切り替えにおいて強さを発揮する」