昨季チャンピオンズリーグで優勝したレアル・マドリー【写真:Getty Images】
欧州チャンピオンズリーグ(CL)が現在の大会名称となってからの25年間で、獲得した通算賞金額が最多のクラブはレアル・マドリーであり、その総額は約915億円に達するという。スペイン紙『アス』が集計データを発表した。
1992年に大会名称が現在のものに変更されて以来、欧州のクラブ王者を決める大会は商業的に大きな成功を収めてきた。チームに分配される賞金額も増加の一途をたどり、各クラブにとって重要な収入源となっている。
1992/93シーズンのCLで優勝したマルセイユが獲得した賞金は380万ユーロ(約5億円)相当額だったという。昨季王者のマドリーは8100万ユーロ(約107億円)を得ており、実に21倍以上にまで増加している。
25年間の通算で最多の賞金を獲得しているクラブもマドリーであり、総額は6億8950万ユーロ(約915億円)。最近4年間での優勝3回も含め、25年間で6回の優勝を飾っている。
2位にはバイエルン・ミュンヘン(約894億円)、3位にはバルセロナ(約844億円)、4位にはユベントス(約803億円)、5位にはマンチェスター・ユナイテッド(約754億円)が続く。6位のアーセナルは、優勝経験がないクラブの中では最多の賞金獲得額となっている。
7位以下はチェルシー、ミラン、リヨン、パリ・サンジェルマン(PSG)という顔ぶれ。PSGはカタールのオーナーが到来してからの過去5シーズンだけで約378億円を獲得し、急激に順位を上げてきている。
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