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チェルシー主将、頭蓋骨骨折させた相手の引退にショック。「競り合いは何千回もあるが…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ガリー・ケイヒル
ガリー・ケイヒルとライアン・メイソン【写真:Getty Images】

 チェルシーのキャプテンを務めるイングランド代表DFガリー・ケイヒルは、試合中のアクシデントにより負傷させてしまった元同代表MFライアン・メイソンが現役引退を発表したことについてコメントを述べている。

 ハル・シティに所属していたメイソンは、昨年1月22日に行われたプレミアリーグのチェルシー戦で、CKからのクロスにヘディングで合わせようとしてケイヒルと激突。頭を強く打って倒れ込み、頭蓋骨骨折により手術が必要となった。

 練習をできる程度にまでは回復していたようだが、試合出場にはリスクがあるとして、13日には現役引退が発表された。2014/15シーズンにはトッテナムでレギュラーとしてプレーし、イングランド代表にもデビューするなど期待された選手だったが、26歳の若さで苦渋の決断を余儀なくされた。

 メイソンの引退発表を受け、ケイヒルはSNSでメッセージを発信。「ライアンの今日のニュースを聞いて大きなショックを受けた」と同選手は述べている。

「CKに対して競り合うのは、僕らは何千回もやってきたことだ。その結果としてライアンのようなトッププロ選手がこういうことになるのは心が痛む。彼と彼の家族に心からの愛情を送り、彼の未来に最大限の幸運を祈りたい」とケイヒルは続けた。

【了】

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