現役引退を発表した盛田剛平【写真:Getty Images】
J3のザスパクサツ群馬は14日、昨季まで同クラブに所属していた41歳のFW盛田剛平が現役を引退することを発表した。今後は浦和レッズの育成組織であるハートフルクラブのコーチに就任することも発表されている。
盛田は1999年に駒澤大から浦和に入団してプロキャリアをスタート。その後セレッソ大阪、川崎フロンターレ、大宮アルディージャ、サンフレッチェ広島、ヴァンフォーレ甲府でもプレーし、J1とJ2でリーグ戦合計300試合、公式戦合計382試合に出場した。
2017年に加入した群馬では10試合に出場したが、チームをJ3降格から救うことはできず。シーズン終了後に退団が発表されていた。
「19年もの間、毎日ボール蹴って、お金がもらえるなんて、ほんと幸せな生活でした。多分、これからもっと実感するんだなと思います」と盛田は群馬公式サイトを通してコメントし、ファンへの感謝を述べている。
盛田はJリーグ随一の“ラーメン好き”としても知られ、群馬ではスタジアム近隣のラーメン店とのコラボ企画も行っていた。加入時や退団時と同じく、引退発表のコメントでもやはりラーメンに言及している。
「ラーメン師範としては現役続行です、これからも日々、ラーメン探究し続けていきますよ。プロサッカー選手として海外でやれなかったので、いつかラーメン屋で海外進出するのが、僕のセカンドキャリアでの目標です。国内なら、所属したチームのホームタウンには出したいかな。出店した際はぜひ皆さん、食べに来てください」と盛田。今後はラーメン界で活躍を見せてくれることが期待できそうだ。
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