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「予想通りのゲームをできた」。川崎Fに対し対策万全だった上海上港監督

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴィトール・ペレイラ
上海上港のヴィトール・ペレイラ監督【写真:Getty Images】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第1節の試合が13日に行われ、川崎フロンターレはホームで中国の上海上港に0-1の敗戦を喫した。

 上海上港のヴィトール・ペレイラ監督は、川崎Fについて「ポゼッションが非常にうまく、ボールを扱えるテクニカルなチーム」と評しつつ、「我々は戦術的にしっかりと準備してきた。今日は予想したとおりのゲームをできたと思う」とアウェイでの勝利を喜んだ。

 前半23分にFWエウケソンのゴールで先制した上海上港は、そのまま川崎Fにゴールを許さず完封勝利。「我々の守備は良い仕事をしていた。ほとんどの時間コンパクトな陣形を保ち、常に危険な状況をつくり、攻守の切り替えもよくできていて、良いカウンターの場面も何度かあった」と指揮官はチームの戦いぶりを称えている。

 古巣との対戦となったFWフッキは、今季から就任したペレイラ監督が過去にポルトを率いていた際にも一緒に仕事をしていた。指揮官からの信頼は厚く、今季のチームでキャプテンも任されている。

「私が指導していた当時のポルトでもトッププレーヤーで、今このチームでもトッププレーヤーだ。今日もチームのために全力を尽くしてくれた」とペレイラ監督はフッキを称賛。ここ3日間は風邪を引いていたというフッキだが、それでも「チームを優先して、自分がどんな状況であろうとチームのためにできることを彼はやって責任を示してきた。それがキャプテンという器であり、彼を信頼している一つの大きな理由だ」と絶大な信頼を寄せている様子を見せた。

【了】

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