柏レイソル、全北現代に敗戦【写真:Getty Images】
【全北現代 3-2 柏レイソル ACLグループステージ第1節】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第1節が13日に行われ、柏レイソルはアウェイで韓国の全北現代と対戦した。
昨季のJ1を4位で終え、3位セレッソ大阪の天皇杯優勝によりACL出場権を手に入れた柏。プレーオフでタイのムアントン・ユナイテッドを下して本戦へと進み、その初戦では韓国王者のホームに乗り込んだ。
柏は敵地での試合を非常に良い形でスタートさせることに成功。前半10分、相手ボールを奪った大谷がそのままダイレクトで前線左サイドへボールを送る。相手GKも飛び出したがハモン・ロペスが先に追いついてシュートを放ち、無人となったゴールにボールが転がり込んだ。
さらに27分、ハモン・ロペスがエリア内左サイドで切り返しからシュートを放ち、GKが弾いたボールを江坂が押し込む。今季大宮から加入した新戦力の移籍後初ゴールでリードを2点に広げた。
だが後半には全北の反撃を許してしまう。55分にはCKからのクロスに、38歳の大ベテランFWイ・ドングクがニアサイドでのヘディングで合わせて1点差に詰め寄る。
75分には全北がFKから放ったシュートが壁に当たってゴール前へ浮き上がり、FWキム・シヌクが反応。GK中村の体に当たったボールを最後は元新潟のDFキム・ジンスがボレーで押し込んで同点に。
再び勝ち越したい柏の攻めをGKの好守でしのいだ全北は、84分についに逆転。ディフェンスラインの裏へ送られた縦パスを拾ったイ・ドングクが右足の強烈なシュートで中村を破った。そのまま反撃はならず、柏は悔しい逆転負けでACLでの戦いをスタートさせることになった。
【得点者】
10分 0-1 ハモン・ロペス(柏)
27分 0-2 江坂任(柏)
55分 1-2 イ・ドングク(全北)
75分 2-2 キム・ジンス(全北)
84分 3-2 イ・ドングク(全北)
【了】