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J1王者川崎F、ACLは悔しい黒星スタート。フッキら擁する中国の強豪に敗れる

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ、ACL黒星発進【写真:Getty Images】

【川崎フロンターレ 0-1 上海上港 ACLグループステージ第1節】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第1節が13日に行われ、川崎フロンターレは中国の上海上港をホームに迎えた。

 昨季は準々決勝での浦和レッズとの日本勢対決に敗れてアジアの舞台を去った川崎F。悲願のJ1初優勝を成し遂げ、日本王者として出場する今季こそはアジアの頂点を目指したいところだ。

 その初戦の相手は、昨季の大会の準決勝で浦和に敗れた中国の上海上港。かつて川崎Fにも所属したブラジル代表FWフッキや、同代表MFオスカル、FWエウケソン、ウズベキスタン代表MFアフメドフなど豪華外国人を擁する強敵だ。

 3日前のフジゼロックス・スーパーカップでセレッソ大阪に敗れた川崎Fは、その試合から先発メンバーを4人変更。今季から復帰したFW大久保や、10番のMF大島らがスタメンに名を連ねた。

 立ち上がりからオスカルのシュートが枠を捉えるなど怖さを見せた上海上港は、23分に先制ゴールを奪う。上海の左サイドからのクロスに対して川崎F守備陣の人数は揃っていたが、エウケソンにボールを収められてしまい、そこから放たれたシュートがGKチョン・ソンリョンの手を弾いてポストに当たりネットに収まった。

 川崎Fは33分、エウシーニョからのクロスに中村憲剛がヘディングで合わせた決定的なチャンスがあったが、相手GKの好守に阻まれて同点ならず。そのまま1点ビハインドで前半を折り返した。

 後半にも家長などが何度か良い形でシュートに持ち込んだ川崎Fだが、決定力を欠いてゴールは奪えない。逆にエウケソンやフッキらにゴールを脅かされる場面も何度かあったが、チョン・ソンリョンに助けられ追加点は許さなかった。

 結局そのままスコアが動くことはなく、0-1のまま終了。アジア制覇に向けた川崎Fの戦いは苦難の黒星発進となった。次節は来週の20日、アウェイで韓国の蔚山現代と対戦する。

【得点者】
23分 0-1 エウケソン(上海上港)

【了】

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