チェルシーのFWアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタに、負傷を疑問視する声が出ている。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
昨夏チェルシーに加入し順調に得点を積み上げていたモラタは、先月のFAカップのノリッジ・シティ戦で退場処分を受けて以来、公式戦5試合連続で招集メンバーに入っていない。背中を痛めている同選手について指揮官のアントニオ・コンテ監督は「一日、一週間、もしくは残りのシーズンずっと離脱しているのかと聞かれても私にはわからない」答えるなど、長期離脱の可能性を示唆していた。
しかし、その後に妻のアリス・キャンペラさんがSNS上に投稿した動画が物議を醸している。キャンペラさんは、インスタグラムにモラタと曲に合わせてダンスをしている動画を投稿。動画内では、キャンペラさんがモラタに体ごと抱き着くシーンが映されているが、背中を痛めているはずのモラタは、何事もなく妻を抱きかかえている。
これにより、モラタは一部のチェルシーファンからは非難を受けているようだ。「モラタは背中を痛めているはずだ」とコメントする人もいれば、「ダンスをする前にプレーをするべきだ」と主張する人もいるという。
今月にはチャンピオンズリーグが再開し、バルセロナとの試合が控えているチェルシーは、このストライカーの早期の復帰を強く願っているに違いない。今季これまでリーグ戦20試合に出場し10ゴールをマークしていたモラタの戦列復帰の日は、そう遠くはないのかもしれない。
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