パリ・サンジェルマンのアンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは、チャンピオンズリーグ(CL)で対戦する古巣レアル・マドリーに向け、「PSGは去年より強い」と挑戦状を叩きつけた。クラブ公式サイトがインタビューを伝えている。
CL決勝トーナメント1回戦で激突するマドリーとPSGは、現地時間14日にマドリーのホームで1stレグを戦う。このラウンド屈指の好カードとして大きな注目を集める一戦だ。
PSGは初の欧州制覇を大きな目標に掲げて戦い続けており、昨季のベスト16ではホームでバルセロナに4-0の快勝。だがアウェイでの2ndレグに1-6で敗れて準々決勝進出を逃すという歴史的な逆転劇の犠牲となってしまった。
「僕らは昨季よりも強くなっていると分かっている。大きな野心を抱いているし、実現することができるはずだ」とディ・マリア。昨季の二の舞を演じないことに自信を見せつつ、CL制覇のためには「多少の運も必要」だと話している。
「マドリーがリーガでうまくいっていないのなら、ホームの観客の前で、僕らに勝つため全力を尽くしてくるだろう。簡単な試合にはならないよ」とディ・マリアは見通しを述べた。
昨季までバルサで活躍していたPSGのFWネイマールと、マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドの対決にも注目が集まる。「2人ともすごく似ている選手だ。スピードがあり、1対1にすごく強い。どちらも試合を変えることのできる選手だ」とディ・マリアは両者を評している。
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