FCソウルのオスマル【写真:Getty Images】
韓国・KリーグのFCソウルに所属するスペイン人選手オスマル・イバニェス・バルバは、Jリーグのクラブへ移籍する見通しとなった。『韓国日報』などが12日付で伝えている。
オスマルは1988年生まれの29歳で、センターバックあるいは守備的MFとしてプレーする192cmの長身選手。母国スペインのラシン・サンタンデールでプレーしたあと、タイのブリーラム・ユナイテッドを経て、2014年からFCソウルに在籍している。
FCソウルでは主力として活躍し、2016年にはリーグ優勝に貢献してベストイレブンにも選出された。外国人としてはクラブ初となるキャプテンも務めている。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では日本のクラブともたびたび対戦した。
昨年夏にも「Jリーグのビッグクラブ」からオファーを受けたというオスマルだが、その際は残留。だが新たな舞台での挑戦を希望し、Jリーグのクラブに1年間期限付き移籍することが決まったとのことだ。具体的な移籍先のクラブは明らかにされていない。
一方でFCソウルは、J1のサンフレッチェ広島に所属していたブラジル人FWアンデルソン・ロペスの獲得が決定したことを12日に発表した。昨季J1で二桁の10得点を記録したアンデルソンは、シーズン終了後に退団が発表されていた。
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