レバークーゼンのレオン・ベイリー【写真:Getty Images】
リバプールはレバークーゼンに所属するU-23ジャマイカ代表のFWレオン・ベイリーに関心を持っているようだ。英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
記事では、リバプールは今冬にバルセロナへと移籍したブラジル代表のMFフィリッペ・コウチーニョの後釜として20歳のベイリーをターゲットにしていると伝えている。同クラブはコウチーニョを放出して得た1億6000万ユーロ(約218億円)をベイリーに使いたいようだ。
なおリバプールは1億ポンド(約150億円)を支払う準備があるとしている。仮にベイリーがこの移籍金でリバプールに移った場合、昨夏にボルシア・ドルトムントからバルセロナへ移籍したフランス代表のFWウスマン・デンベレの1億500万ユーロ(約135億円)を抜いてブンデスリーガ史上最高額の移籍金となる。
先日、かつてレバークーゼンでマネージャーを務めていたライナー・カルムンド氏が独紙『シュポルトビルト』の取材に対し「ベイリーは1億ユーロ(約133億円)の価値がある」と発言していた。
ベイリーは昨年1月に1350万ユーロ(約17億5000万円)でベルギー1部ゲンクから加入した。左サイドでのプレーを得意とし今季は公式戦22試合で10ゴール5アシストを記録している。
爆発的なスピードを誇る20歳のドリブラーは同胞で陸上の男子100メートル・200メートル世界記録保持者“人類最速の男”ウサイン・ボルト氏から「俺の兄弟、レオン・ベイリーを見てくれ。ウサイン・ボルトのようだ」と称賛を受けている。
そんなベイリーが来季ビッグクラブへのスピード出世を果たすことが出来るのだろうか。
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