チェルシーやアーセナルが招聘を画策しているルイス・エンリケ氏【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーに加えてアーセナルまでもが、元バルセロナの指揮官ルイス・エンリケ氏の招聘を画策しているようだ。
アントニオ・コンテ監督率いるチェルシーは、優勝を果たした昨季とは違い今季はリーグ戦で苦戦を強いられている。現在の順位は、首位マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点19差開いた4位で、直近5試合で勝利がない。
これにより、現在はコンテ監督のクラブ退団の可能性が浮上している。英紙『エクスプレス』は、ルイス・エンリケ氏が今季終了後にチェルシーの監督に就任することでクラブと合意に達したとも報じている。
一方で、英紙『デイリー・メール』によると、同じロンドンに本拠地を置くアーセナルも同氏の招聘を画策しているという。現指揮官のアーセン・ヴェンゲル監督とは2019年まで契約を残しているものの、クラブ側は世界最高の選手たちをマネージメントしてきたエンリケ氏はチームに順応できる人物として、来季の新監督候補に指名しているようだ。
エンリケ氏は2014年にバルセロナの監督に就任すると、初シーズンで国内リーグ、国内カップ戦、チャンピオンズリーグの3冠を獲得。その後もFWリオネル・メッシや、FWネイマールやFWルイス・スアレスら世界最高クラスの選手たちをうまくコントロールしながら、チームに更なるタイトルをもたらした。
選手のマネージメント能力に長けたエンリケ氏は、同じく名のある選手を多く抱えるロンドンの2クラブから注目を集めているが、果たして次に指揮を執るのはどのチームになるのだろうか。
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