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ベッカム、リオ…、元マンUのMFの早すぎる死に仲間はショック。白血病で引退の旧友も落胆

text by 編集部 photo by Getty Images

リアム・ミラー
マンチェスター・ユナイテッド時代のリアム・ミラー【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドやセルティックなどでプレーした元アイルランド代表のMFリアム・ミラーが9日、すい臓がんのため36歳の若さで死去した。この訃報を受けて、かつてのチームメートたちはショックを隠せない様子だ。

 元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏は、「リアムの家族にお悔やみ申し上げる。安らかに」と、自身のSNSに記した。

 リオ・ファーディナンド氏は、ミラーと一緒に写っているユナイテッド時代の写真を掲載し、「朝起きて、ユナイテッドでチームメートだったリアム・ミラーが亡くなったというニュースが入った。悲しいニュースだ。彼の家族にお悔やみ申し上げる」と投稿している。

 セルティック時代のチームメートで、急性骨髄性白血病のため2012年にプレーを諦めなければいけなくなった元ブルガリア代表のスティリアン・ペトロフ氏は、「友人で元チームメートのリアム・ミラーが亡くなった。本当に悲しい。彼の家族と友人にお悔やみ申し上げる。友よ、安らかに」と記した。

  ミラーは2000年にセルティックでキャリアをスタートさせ、スコティッシュ・プレミアリーグでの2度の優勝などに貢献。2004年にはユナイテッドへと移籍した。プレミアリーグでは9試合の出場にとどまったが、カップ戦を含めると22試合に出場して2ゴールを挙げている。

 その後はリーズ(ユナイテッドからのレンタル)やサンダーランド、QPR、スコットランドのハイバーニアンでプレー。2011年にはオーストラリアへ渡り、3つのクラブでプレーしたあと母国アイルランドに戻った。2016年に移籍したアメリカ下部リーグのウィルミントン・ハンマーヘッズが最後の所属クラブとなった。

 アイルランド代表としても各年代の代表チームでプレーし、2004年にフル代表にデビュー。2009年までに通算21試合に出場して1ゴールを記録した。

【了】

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