広州恒大で居場所を失いつつあるFWジャクソン・マルティネス【写真:Getty Images】
中国1部リーグの広州恒大に所属するコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスにクラブ退団の噂が出ている。
J・マルティネスは、かつてポルトガル1部のポルトで活躍したことが認められ、その後はスペインのアトレティコ・マドリーへ移籍。活躍が期待されたもののチームの志向するプレースタイルに順応することができず、その半年後には4000万ユーロ(約51億円)という高額な移籍金で広州恒大への加入を決めた。
現在負傷により戦線離脱をしているJ・マルティネスは、昨年に続きAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の登録メンバーから外れたうえ、国内リーグのメンバー登録からも漏れてしまっている。故に、シーズンの折り返しまではチームと共に公式戦を戦うことはできない。
そしてさらに追い打ちをかけるように、同選手は広州恒大の公式サイトの選手紹介欄からもプロフィールが削除されている。昨夏にはMF本田圭佑所属のパチューカなどメキシコのクラブへの移籍の可能性が浮上していたが、あまり大きな結果を残すことのないままJ・マルティネスは中国を去ることになるかもしれない。
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