レスターの練習に戻ってきたリヤド・マフレズ【写真:Getty Images】
レスター・シティのMFリヤド・マフレズに対して、チームメートはネガティブな感情を持っていないのかもしれない。英メディア『スカイ・スポーツ』が、GKキャスパー・シュマイケルのコメントを伝えた。
チームの主力であるマフレズは、1月の移籍市場最終日にマンチェスター・シティからのオファーがあったと言われている。選手本人も移籍を希望し、クラブにトランスファーリクエストを出したようだ。だが、取引はまとまらずに終わっている。
するとマフレズは練習を欠席。クラブも居場所をつかめていないと報じられていたが、9日に練習に復帰した同選手はレスターに伝えていたと説明している。
久々に練習に参加したマフレズは、チームメートと笑顔で話し、時には笑う場面もあったという。
シュマイケルは「もちろん歓迎できない問題」としつつも、「リヤドにとっては解決しなければいけない問題だ」とコメント。「リヤドを知っている人は、みんな彼の能力を知っている。今年4つのタイトルを獲るかもしれないクラブに行くことができなかったら、苛立つし失望もするだろう」と一定の理解を示した。
さらに守護神は「彼のリアクションは、彼が責任を持って決めることだ」と主張。自分たちは「ビッグマッチが待っている。僕たちの焦点はそこにあるべきだね」と、個人の問題よりもチームに集中しようとしている。
FW岡崎慎司を負傷で欠くレスターは、10日にマンチェスター・シティと対戦する。
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