アンデルレヒトの森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部のアンデルレヒトを率いるハイン・ヴァンハーゼブルック監督は、PKキッカーの決め方について方針を改めることを明らかにした。ベルギー『スポルザ』などが伝えている。
現地時間4日に行われたベルギー1部リーグ第25節のメヘレン戦では、冬の移籍市場で加入してこの日がデビュー戦となったMF森岡亮太がPKを獲得。自らキッカーを務めたが左ポストの外へと外してしまい、勝ち越しゴールを逃した。
今季のアンデルレヒトはこれまでPKを3本獲得し、3人の選手が蹴って一度も決めることができていない。8月のシント・トロイデン戦ではMFソフィアン・アンニ、1月のワースラント=ベフェレン戦ではMFケニー・サイエフが蹴って失敗に終わった。
「PKキッカーの一番手と二番手を決めるやり方は失敗だったかもしれない。(メヘレン戦では)森岡に要請し、彼は準備OKだと感じていた。レアンデル・デンドンケルも二番手としてリストに名を連ねていた」と指揮官はPKキッカーについて述べた。
「今後は、一番手と二番手を決めるのはやめよう。単に3人をリストに入れ、3人の中からその時にフィーリングが良い選手が蹴ればいい」とキッカー決定についての方針変更を明らかにしている。
デビュー戦でいきなり“一番手”に指名されていた森岡だが、そのままキッカーに定着するチャンスは活かせなかった。今後は3人のキッカーの中に名を連ねることができるだろうか。
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