三浦俊也氏が再びベトナムへ
かつてJリーグで大宮アルディージャ、北海道コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸、ヴァンフォーレ甲府などを率いた三浦俊也氏(54)が今年1月初め、ベトナム1部ホーチミン・シティFC(HCMC)の監督に就任した。
同氏は、2014年5月から2016年1月までベトナム代表監督(U-23代表兼任)を務めており、約2年ぶりにベトナムで指揮を執ることになった。HCMCとの契約期間は2年。地元紙によると、月俸は1万5000~2万ドル(約164万~219万円)とされている。
今回、三浦氏に監督就任のオファーを出したのは、“ベトナムの英雄”として知られるレ・コン・ビン会長(32)だった。同会長は現役時代にベトナム代表として通算83試合に出場して51得点、いずれも歴代最多の記録を残している。
三浦監督がベトナム代表を率いていたときも招集されていたため、2人はかつて師弟関係にあったことになる。また、レ・コン・ビン会長はベトナム人初のJリーガーとして、当時J2の札幌でプレーしたことがあり、日本でもお馴染みの存在だ。
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