マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチは、本当にアメリカへ行くのだろうか。獲得が噂されるロサンゼルス・ギャラクシーは、「ノーコメント」を貫いている。英紙『デイリー・ミラー』が伝えた。
36歳のイブラヒモビッチは長期離脱から戻ってきたが、ジョゼ・モウリーニョ監督はFWロメル・ルカクをファーストチョイスとしており、マーカス・ラッシュフォードもいる。1月の移籍市場ではアレクシス・サンチェスをアーセナルから獲得し、イブラヒモビッチの出番が増える気配はない。
そこで、以前からメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー行きが話題になっている。すでに合意済みという噂も出ているほどだ。
同クラブのクリス・クライン会長はイブラヒモビッチ獲得について、「我々はどこにもいない。ノーコメントだ」と返答。会談が続いているのかと問われると、「アンフェアだ。彼は別のクラブとの契約がある選手だからね」と話し、交渉の存在を認めなかった。
一方でチームを指揮するジギ・シュミット監督は「実際に起こったら考える。私は今、自分のもとにあるチームで準備しており、それで勝利を手にしなければいけない」と冷静。「彼は偉大な選手だ。ビッグプレーヤーが入れば、どのチームもインパクトを受ける。それはズラタンでも、(バルセロナのFWリオネル・)メッシでも(パリ・サンジェルマンのFW)ネイマールでも同じことだ」と述べた。
イブラヒモビッチがヨーロッパを離れる日は近いのか。今後の動向に注目が集まる。
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