マリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
ニースに所属するFWマリオ・バロテッリにイタリア代表復帰の可能性が高まってきているようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
同紙によると、現在イタリア代表の暫定監督を務めるルイジ・ディ・ビアッジョ氏は現地時間3月23日(アルゼンチン代表)と27日(イングランド代表)に行われる親善試合でバロテッリの招集する考えがあると伝えている。
バロテッリはインテル時代の2008年に17歳7ヶ月でプロ初ゴールを決めるなど若くして才能を開花させ、マンチェスター・シティやリバプールなどビッグクラブでプレーしてきた。一方でインテル在籍時にライバルであるミランのユニフォームでテレビの出演や、チームメイトにダーツの矢を投げつけるなどの問題行動が多く“悪童”とも呼ばれてきた。
近年はピッチ外で多くの話題をもたらしてきたバロテッリだが2016年からプレーするニースでは今季25試合で19得点と復活を印象付けている。なおバロテッリが最後にイタリア代表でプレーしたのは2014年のブラジルワールドカップ予選リーグ第3節のウルグアイ戦にまで遡る。
あれから約4年の月日が流れ大人になったバロテッリはロシアワールドカップ出場を逃した新生イタリア代表のシンボルになる事が出来るのだろうか。
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