インテル行きが濃厚とされるラウタロ・マルティネス【写真:Getty Images】
インテルが次世代のスターの獲得をほぼ決めたようだ。U-20アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの加入が濃厚になったとイタリア紙『コッリエレ・デッラ・セーラ』などが伝えている。
ラウタロ・マルティネスは、ラシン・クラブで活躍中の若手アタッカーで、最近インテルへの移籍が話題になっている。同選手の獲得を目指すインテルは、スポーツディレクターのピエロ・アウジリオ氏が現地に渡ってラシン・クラブと交渉し、この仕事をやり遂げたものとみられている。
報道によると、ラウタロ・マルティネス本人はインテルとのプレ契約にサインを済ませており、今季終了後にイタリアへ渡ることになる。
『FCインテルニュース.it』によると、ラウタロ・マルティネスの移籍金は、アルゼンチンから他国リーグへ行く選手の放出額として史上最高額だ。これまでの最高額は2006年にアトレティコ・マドリーがFWセルヒオ・アグエロ(現マンチェスター・シティ)の獲得に支払った2800万ドル(約31億円)で、ラウタロ・マルティネスの移籍金は3300万ドル(約36億円)になるとみられている。
マンチェスター・ユナイテッドやアトレティコ・マドリーも関心を示していたというラウタロ・マルティネス。イタリア行きは決定しているのだろうか。
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