マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
現地時間7日に英メディア『フォー・フォー・トゥ』が勝率に基づいて「最も成功したプレミアリーグ監督TOP20」を発表した。
このランキングは、勝利した回数から指揮した試合数を割って勝率を導き出し順位が決められている。その結果、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督とチェルシー率いるアントニオ・コンテ監督が同率1位に輝いた。どちらの指揮官も通算64試合で勝率70.3%を叩き出している。
コンテ監督は2016/2017シーズン、クラブ新記録となる13連勝を達成しチームをプレミアリーグ優勝に導いた。現在は2連敗を喫して解任論まで浮上しているが、当時も解任報道がささやかれ始めた後に連勝記録を成し遂げており、解任に踏み切るのはもう少し待った方が良いのかもしれない。
3位はマンチェスター・ユナイテッドを常勝軍団に作り上げたアレックス・ファーガソン氏。27年の間に通算810試合で指揮を執ったが、勝率65.2%という高い数字を叩き出している。獲得したタイトルの数も他を圧倒するほどだ。
そして、4位にはジョゼ・モウリーニョ監督がランクイン。チェルシー監督時代にプレミアリーグ優勝を3回経験しており、ユナイテッドを率いる現在と合わせて通算278試合で勝率63.4%だ。
5位にはカルロ・アンチェロッティ氏が入った。2009年から2011年までチェルシーを率いた経験があり、通算76試合で勝率63.2%となっている。その他の「最も成功したプレミアリーグ監督TOP20」は以下の通り。 【最も成功したプレミアリーグ監督TOP20(試合数、勝率)】
1位 ジョゼップ・グアルディオラ(64試合、70.3%)
1位 アントニオ・コンテ(64試合、70.3%)
3位 アレックス・ファーガソン(810試合、65.2%)
4位 ジョゼ・モウリーニョ(278試合、63.4%)
5位 カルロ・アンチェロッティ(76試合、63.2%)
6位 ロベルト・マンチーニ(133試合、61.7%)
7位 マヌエル・ペレグリーニ(114試合、61.4%)
8位 アーセン・ヴェンゲル(816試合、57.6%)
9位 ルイス・フェリペ・スコラーリ(25試合、56%)
10位 フース・ヒディンク(34試合、52.9%)
11位 ユルゲン・クロップ(96試合、52.1%)
12位 アンドレ・ビラス・ボアス(81試合、51.9%)
13位 ラファエル・ベニテス(290試合、51.7%)
14位 ルイス・ファン・ハール(76試合、51.3%)
15位 マウリシオ・ポチェッティーノ(194試合、50%)
16位 クラウディオ・ラニエリ(209試合、49.8%)
17位 ケニー・ダルグリッシュ(238試合、48.3%)
18位 ロイ・エバンス(172試合、48.3%)
19位 ジャンルカ・ヴィアリ(94試合、47.9%)
20位 ブレンダン・ロジャーズ(160試合、46.9%)
【了】