マンチェスター・ユナイテッドのアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、かつてバルセロナに所属していた際に脱税を行ったとして起訴されていた件で、懲役16ヶ月の刑を受け入れることが合意に達した。スペイン『EFE通信』が伝えている。
サンチェスは2016年11月に、バルサ所属時の脱税疑惑によりスペインで起訴されたことが報じられた。2012年から2013年にかけて、肖像権収入に対する税金98万3443ユーロ(約1億3200万円)を脱税したとされている。
今年1月16日にビデオ通話を通して出廷したサンチェスは、起訴事実を認めたとのこと。脱税額と罰金約59万ユーロ(約7900万円)の支払いに加えて、懲役16ヶ月の求刑を受け入れることもスペイン当局との間で合意に達したようだ。
執行猶予が付く形となるため、実際にサンチェスがスペインで収監されることはない見通し。今後2年間に再び罪を犯さない限りはこれまでどおりプレーを続けることが可能となる。
ここ数年、スペインでは大物スター選手が脱税を行ったとして起訴されるケースが続出。バルサのリオネル・メッシやレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドなど、多くの選手が罪に問われている。
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