オランダ代表監督に就任したロナルド・クーマン氏【写真:Getty Images】
オランダサッカー協会(KNVB)が6日、不在だったオランダ代表監督に54歳のロナルド・クーマン氏が就任すると発表した。
ロシアW杯欧州予選でグループ3位に終わり本大会出場を逃していたオランダ。その後、チームを率いていたディック・アドフォカート監督が退任したことで後任探しに着手。昨年10月までエバートンを率いていたクーマン氏を新監督に招聘した。
オランダ人のクーマン氏は現役時代にバルセロナなどでプレー。監督業に転身して以降は、母国のアヤックスやPSV、フィテッセやフェイエノールトなどで指揮し、2014年から2016年までは日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンを率いた経験もある。2016年にエバートンの監督に就任するも、昨年10月に成績不振のため解任されていた。
オランダ代表は2014年W杯で3位入りを果たす大健闘を見せたものの、それ以降の主要大会では苦戦が続いている。果たして、クーマン新監督は世代交代に失敗し弱体化した“オレンジ軍団”を再建することはできるのだろうか。
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