フォルトゥナ・デュッセルドルフの原口元気【写真:Getty Images】
ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表のFW原口元気は更なる精密検査を受けたようだ。独メディア『ライニッシェポスト・オンライン』が報じている。
現地時間2日に行われたザントハウゼン戦で原口は相手のMFフィリップ・クリングマンと競り合った際に頭を強打し負傷退場した。その後の検査で脳しんとうと診断された。
同メディアは原口が5日昼にMRI検査を行ったと伝えている。デュッセルドルフのチームドクターを務めるウルフ・ブレッカー氏は検査前に「ゲンキが酷い状態にならないように細心の注意を払っている」と答えた。
さらに同氏は「我々は異常なしとの認識を持っている。しかし用心するに越したことはない」と今回の検査はあくまで念のために行うことを強調した。
検査の結果に問題がなければ来週から再びチーム練習に合流し早ければ17日にホームで行われるグロイター・ヒュルト戦にベンチ入りする可能性があるようだ。一方で原口と交錯し頭蓋骨骨折の大怪我をしたクリングマンは今季中の復帰は絶望的であると独通信社『ディー・ピー・エー』は報じている。
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